クルド語学習ブログ

クルドの文化、言語を学ぶのが目標

今日はクルド人が出てくるゲームについて紹介します。

Rojabş


みなさんゲームはやりますか?実はクルド人が出てくるゲームがあります。


「Europa Universalis 4」通称eu4というゲームにクルド人の国がいくつか出てきています。


eu4は歴史シミュレーションゲームです。「信長の野望」をやった事がある人ならわかると思いますが、少しばかり複雑です。


海外のゲームですが有志により日本語でもできます。興味がある方はやってみてはいかがでしょうか。


さて、今日紹介するクルド人の国はヒスン・カイファ(Hasankeyfクルド語クルマンジー方言では Heskîf)という小さな国です。調べてみると日本語の記事はほとんどなく、あまり知られていません。


アイユーブ朝の残党が興した国のようで、ゲーム内の国の能力(ナショナルアイデアといいます)にもアイユーブ朝としての能力が反映されています。


アイユーブ朝は、中世に興ったイスラム王朝で、あのサラディンが最初の王だったそうです。サラディンはクルド人であると伝えられています。日本の教科書にも出てくるくらい有名なサラディンですが、クルド人であることはあまり知られていないかもですね。


ヒスン・カイファは国としては16世紀くらいに滅んだそうです。ただ地名自体は残っております。そして現在でもクルド人がたくさん住む地域のようです。


eu4のゲーム開始年は1444年、この時代の名残りは今のヒスン・カイファにはあるのでしょうか。調べるとヒスン・カイファには有名な橋があるとの事ですが、一度見てみたいものです。


なお、ヒスンカイファは英語だとHasankeyfでハサンカイファと読むそうです。ただ本来はhisnkeyfであり、hisnはアラビア語のhisn(要塞)から来ているそうで。日本語のヒスンカイファの方が本来の読み方としては正しそうです。ちなみにカイファは古代アラム語で「岩」だそうです。


クルド語のHeskîfは原語に近いのでしょうか?クルド語に詳しくなったら調べたいものです。


今日覚えた単語


Zarok(女性名詞) 子供


Zarokuは女性名詞ですが、男の子の場合はどうなるのでしょうか?もっとクルド語を勉強すれば分かるかもしれません


それでは、今日はこの辺りで


Oxir be!(さようなら!)

クルド語の軽い紹介

Rojbaş(ハロー)


今日はクルド語について少し話ます。


クルド語と言っても大まかに3っつの方言があるようです。


クルマンジー、ソラニー、南部クルド語です。私が学ぶのはクルマンジーです、トルコに居住するクルド人に多く使われるという方言です。


日本に在住するクルド人で一番通じる可能性が高いのがクルマンジーでしょうか。とはいえ、そのクルマンジーでも方言差はあるようなので、通じるかわかりませんが。クルディスタン(クルド人の住む地域)は広いですからね。


現在日本で勉強しやすいのはクルマンジーでしょうか。他の方言はアラビア文字を使うため、難しいでしょう。まして南部クルド語の本は見たことないです。


将来的にクルド語で話すことを目標ともしたいですが、私自身がコミュ障である事と、言語政策で教育が制限されていた事、さらに方言差などなど、これらの要素により通じないかもしれませが、まあまずは勉強する事が大事でしょうか。


覚えた単語


hecî(f/m) バッジ、イスラム教の巡礼者ですね。クルド語にはアラビア語の語彙がたくさんあるようです。男性名詞、女性名詞にも使えるそうです。男性名詞、女性名詞については後々触れたいと思います

はじめまして

クルド語学習のブログを書くことにしました。最近、日本人とクルド人の間に色々と難しい問題があります。しかし、こういう時こそ異文化別言語を理解するのが重要と思いクルド語を勉強することにしました。

もっとも私も以前、独学でクルド語を勉強してましたが、個人的な事情によりやめてしまいました。

今、ここで改めてやらなければ、きっと後悔するかもしれないと思いブログを開設しました。

今はあまり書ける事もないですが、徐々に増やそうかと思います。

ブログは初めてなので、至らない点がありましたらすみません。それでは


Şeve we bixêr!(皆さんおやすみなさい!)