クルド語学習ブログ

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クルド人の一部も信仰するヤジディ教の「神」とクルド語について

Rojbaş


今日の話題はクルド語とヤジディー教についてです。ヤジディー教は独特な教義を持つ一神教です。クルド人にも信者がいます。ヤジディーはその独自性から、歴史的には色々とあったそうです。今日はある記事からヤジディー語の中のクルド語らしき単語を見つけました。


>地球を創造した神「Xwede」(ホデ)を信仰する一神教徒で


「ISと結婚した女性」の写真が語っていること ヤズディ教徒が「悪魔崇拝者」にされた理由 | テロリズム | 東洋経済オンライン


>宗教的・民族的な少数派であるヤズディは、地球を創造した神「Xwede」(ホデ)を信仰する一神教。


EXHIBITION 11/18-30|林典子写真展「ヤズディの祈り」 - BOOK MARÜTE


Xwedeはクルマンジーのクルド語のXwedêで意味は同じでしょう。アッラー(Allah)やエホバ、godと同じで単なる神の一般名詞です。一神教なので、独自の神というわけではなく、ましてクルド語も同じ一般名詞を使ってるので、ヤジディーの神である事を強調するのは誤解があるかと思います。


もっとも、ヤジディーの人々がそういう主張をしてるなら別ですが。誰か詳しい人がいたら教えてください。


今日覚えた単語


jêhatî 勤勉な〜とかだそうです。語源的にイスラム教でよく言われるアラビア語の「ジハード(聖戦)」かと思われます。アラビア語ジハードは本当の聖戦から、内なるジハードと言った内面的なものではないかと。


日本語でいう一生懸命みたいな感じでしょうか。


あれも元々は「一所懸命」で、土地を死んでも守る武士の言葉が変化したからだそうです。


こういう言葉の変化はおもしろいですね。それではまた


oxir be!

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